日本歴史地名大系 「高暮村」の解説 高暮村こうぼむら 広島県：比婆郡高野町高暮村[現在地名]高野町高暮恵蘇（えそ）郡の北西端に位置し、村の中央を高野山（たかのやま）川（現神之瀬川）が曲流して東から南へ抜け、周辺には九〇〇―一〇〇〇メートル級の山々が連なる高冷地。高野山川両岸にわずかな耕地が分布する。東は上里原（あがりはら）村、北西は出雲国飯石（いいし）郡小田（おだ）村（現島根県飯石郡赤来町）、南は三次（みよし）郡櫃田（ひつた）村（現双三郡君田村）。中世には地（じび）庄多賀（たか）村に属し、新市の蔀山（しんいちのしとみやま）城に拠った多賀山氏の支配下にあったが、直接には多賀山氏の家臣で下門田（しもんで）に坂本（さかもと）城を構えた白根氏が支配したといわれる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
