高林武彦(読み)タカバヤシ タケヒコ

20世紀日本人名事典 「高林武彦」の解説

高林 武彦
タカバヤシ タケヒコ

昭和・平成期の物理学者 名古屋大学名誉教授。



生年
大正8(1919)年10月1日

没年
平成11(1999)年8月14日

出生地
兵庫県

学歴〔年〕
東京帝国大学理学部物理学科〔昭和16年〕卒

学位〔年〕
理学博士

主な受賞名〔年〕
勲二等瑞宝章〔平成5年〕

経歴
名古屋大学助手、助教授を経て、昭和31〜34年CNRS研究員としてパリ大学に留学。34年名古屋大学教授となり、58年定年退官。量子力学などを中心に20世紀物理学の歴史に詳しく、科学史関係の著作が多い。文学にも関心が深く、自ら詩作もした。平成12年遺稿集「一物理学者の想い―学問・詩・批評」が刊行される。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高林武彦」の解説

高林武彦 たかばやし-たけひこ

1919-1999 昭和-平成時代の物理学者。
大正8年10月1日生まれ。昭和34年名大教授となる。素粒子論,物理学史の研究で知られた。平成11年8月14日死去。79歳。兵庫県出身。東京帝大卒。著作に「熱学史」「量子論の発展史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「高林武彦」の解説

高林 武彦 (たかばやし たけひこ)

生年月日:1919年10月1日
昭和時代;平成時代の物理学者。名古屋大学教授
1999年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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