高校野球と戦争

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高校野球と戦争

1941年夏、戦局悪化を受け、甲子園球場での全国中等学校優勝野球大会は中止され、一部地方大会のみ実施。太平洋戦争開戦後の42年夏は、国が戦意を高める目的で「錬成大会」を開催し、徳島商が優勝した。ユニホームのローマ字表記や投球をよけることが禁じられるなど特別ルールで行われ、大会史に残らない「幻の甲子園」と呼ばれる。戦争の影響による中断を経て46年夏、連合国軍総司令部(GHQ)に接収された甲子園に代わり、西宮球場で開催された。

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