高橋喜惣治(読み)タカハシ キソウジ

20世紀日本人名事典 「高橋喜惣治」の解説

高橋 喜惣治
タカハシ キソウジ

明治期の政治家 衆院議員(自由党);貴院議員。



生年
嘉永3年6月(1850年)

没年
大正7(1918)年4月15日

出生地
上総国上埴生郡鶴枝村(千葉県)

経歴
幼時より漢籍を学ぶ。明治初年以来戸長となり、地租改正総代人、区議、郡議、12年から千葉県議、県勧業諮問会員、県農会名誉会員、県教育会議長などを務める。また私立中学校を設立して子弟の教育に当たるなど地方民政に尽力した。のち禅徒生命保険副社長に就任。27年衆院議員に当選1回を経て、30〜37年貴族院議員(多額納税者)を務めた。著書に「紫海拾草」「紅鶴山房双存」「芸陽紀程」「北遊雑稿」「湖山文鈔」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋喜惣治」の解説

高橋喜惣治 たかはし-きそうじ

1850-1918 明治時代の政治家。
嘉永(かえい)3年6月生まれ。明治12年から千葉県会議員,県勧業諮問会員,県教育会議長などをつとめて地方民政につくし,27年衆議院議員となった。のち貴族院議員。大正7年4月15日死去。69歳。上総(かずさ)(千葉県)出身別名左京

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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