高橋甫(読み)タカハシ ハジメ

20世紀日本人名事典 「高橋甫」の解説

高橋 甫
タカハシ ハジメ

昭和期の軍事評論家 元・原水協常任理事。



生年
大正2(1913)年8月27日

没年
昭和56(1981)年11月24日

出生地
福島県白河市

学歴〔年〕
海軍経理学校卒業

経歴
海軍省に入り兵備局、軍務局に所属。第二次大戦中は謀略作戦などにたずさわった。戦後1960年代を中心に平和運動に参加、原水協、日本平和委員会などで活動した。軍事評論家としては、いち早く日本の基地は他国の核攻撃を吸収する性格を持つ、と危険性を指摘、注目された。また俳誌暖流同人で、句集に「隠れ蟹」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋甫」の解説

高橋甫 たかはし-はじめ

1913-1981 昭和時代軍人,軍事評論家,平和運動家
大正2年8月27日生まれ。海軍省にはいり海軍少佐となる。戦後再軍備に反対原水爆禁止日本協議会,日本平和委員会などで活動した。昭和28年雑誌「芽」を刊行。昭和56年11月24日死去。68歳。岩手県出身。海軍経理学校卒。著作に「軍備問題の考へ方」「日本市民の血路」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「高橋甫」の解説

高橋 甫 (たかはし はじめ)

生年月日:1913年8月27日
昭和時代の軍事評論家;平和運動家。原水協元常任理事
1981年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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