高津柏樹(読み)タカツ ハクジュ

20世紀日本人名事典 「高津柏樹」の解説

高津 柏樹
タカツ ハクジュ

江戸時代末期〜大正期の僧侶 万福寺住職;黄檗宗管長。



生年
天保7年4月7日(1836年)

没年
大正14(1925)年9月1日

出生地
豊前小倉(福岡県)

旧姓(旧名)
青柳

経歴
豊前小倉藩士・青柳彦十郎の二男に生まれ、のち黄檗宗の僧となる。豊前福聚寺の月桂に依って得度し、その法を嗣ぐ。明治2年万福寺の紀綱改革に参加し、豊前養徳院の住持となる。5年教務省の命により宗務代理となり、6年神奈川県小教院長に就任、12年訓盲院の創設に尽力し、20有余年に渡り盲啞生徒の誘導に専心した。44年黄檗宗管長となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高津柏樹」の解説

高津柏樹 たかつ-はくじゅ

1836-1925 幕末-大正時代の僧。
天保(てんぽう)7年4月7日生まれ。黄檗(おうばく)宗。豊前(ぶぜん)小倉(福岡県)福聚寺の月桂の法をつぐ。明治2年万福寺の紀綱改革に参加し,豊前養徳院の住持となる。6年神奈川県小教院長に就任し,訓盲院の創設につくす。44年黄檗宗管長。大正14年9月1日死去。90歳。俗姓は青柳。法名は曄森(ようしん)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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