デジタル大辞泉 「高麗人」の意味・読み・例文・類語 こま‐うど【高=麗▽人】 《「こまびと」の音変化》高麗の国の人。高麗からの渡来人。「―の参れるが中に、かしこき相人ありけるを聞こし召して」〈源・桐壺〉 こま‐びと【高=麗人】 ⇒こまうど 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「高麗人」の意味・読み・例文・類語 こま‐うど【高麗人】 〘 名詞 〙 ( 「こまびと(高麗人)」の変化した語 ) 高麗の国の人。高麗の国からの渡来人。こまびと。[初出の実例]「石川の 己末宇止(コマウド)に 帯を取られて からき悔いする」(出典:催馬楽(7C後‐8C)石川) こま‐びと【高麗人・狛人】 〘 名詞 〙 =こまうど(高麗人)〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「もろこし人も、こまびとも、春たつけふをば しりぬべし」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例