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双声 ソウセイ

デジタル大辞泉の解説

そう‐せい〔サウ‐〕【双声】

二字熟語の各字の頭子音が同じであること。また、そういう熟語。「磊落(らいらく)」「髣髴(ほうふつ)」の類。→畳韻(じょういん)

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世界大百科事典 第2版の解説

そうせい【双声 shuāng shēng】

中国語において,通常,二音節語では,各音節の前半部分たる声母,すなわち頭子音が同一であるか,あるいは近似していることをいう。〈流離*lŏg*la〉〈匍匐*b‘wâg*b‘wk〉など,すでに《詩経》の中に多くみられる。擬声語擬態語のみならず,動植物の名も多い。また〈古今〉〈文武〉〈男女〉などの一般的な語にもみられ,各時代を通じて,双声による造語がおこなわれた。中国人が古くから音節の分析,頭子音の観察をおこなったあかしとされるが,畳韻の場合ほど容易ではなかったようである。

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大辞林 第三版の解説

そうせい【双声】

漢字二字の熟語の、各字の語頭子音が同じであること。「過去」「流離」など。

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世界大百科事典内の双声の言及

【中国文学】より

…形式は四言(漢字4字すなわち4音節)の句を基本とし,脚韻のふみかたに一定の法則はない。語頭子音を同じくする2音節をつらねた〈双声〉の語と,母音(および語尾の子音)を同じくする2音節をつらねた〈畳韻(じよういん)〉の語とをしばしば用いて,音声をととのえる。くりかえしが多いのは民謡の特色であるが,全体に和声的な音楽を聞くような印象を与える。…

※「双声」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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