デジタル大辞泉 「髪上げ」の意味・読み・例文・類語 かみ‐あげ【髪上げ】 1 髪を結い上げること。2 古代・中世、貴族の娘が12、3歳ころに行った成人式。かぶろにしていた髪を束ねて後ろに垂らす。ふつう裳着もぎと同時に行った。「よき程なる人になりぬれば、―などさうして」〈竹取〉3 古代・中世、女房が陪膳ばいぜんや儀式の際に、垂れ髪を前頭部で束ねて、かんざしで留めること。「ないがしろなるもの。女官どもの―姿」〈枕・二五七〉 くし‐あげ【▽髪上げ】 ⇒御髪上みぐしあげ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例