鬼ヶ窪村(読み)おにがくぼむら

日本歴史地名大系 「鬼ヶ窪村」の解説

鬼ヶ窪村
おにがくぼむら

[現在地名]谷田部町鬼ヶ窪

百家はつけ(現豊里町)の南に隣接して南北に延びる街村。西谷田にしやた川と東谷田川の中間の微高地に位置。江戸時代には天領と旗本堀田氏の知行地となって廃藩置県に及び、天領では寛政五年(一七九三)に竹垣直温が代官となった(竹垣君徳政之碑)。「各村旧高簿」によれば明治元年(一八六八)には天領三八九・一〇〇二石、堀田大五郎知行地一七二・二九一八石に分れていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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