デジタル大辞泉 「鬼食ひ」の意味・読み・例文・類語 おに‐くい〔‐くひ〕【鬼食ひ】 貴人の食物の毒味。宮中で、元旦に天皇が飲む屠蘇とそを、薬子くすりこと称する少女が鬼の間から出て試食したところからという。→鬼飲おにのみ「国国より奉る氷室の雪氷を、くすりのつかさになめ、―をさせて」〈歌林四季物語・六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例