魚野地村(読み)うおのじむら

日本歴史地名大系 「魚野地村」の解説

魚野地村
うおのじむら

[現在地名]堀之内町魚野地

田河たがわ川支流魚野地川の流域に集落がある。下流はら村枝村の坊名ぼうみよう、東に吉水よしみず村枝村船山ぶなやま、西は明神みようじん村枝村日影ひかげの集落がある。枝村の鍛冶屋敷かじやしきは現在地より奥に位置したが、応永二四年(一四一七)細越ほそごし山崩れのため現在地に移り、跡地には長者屋敷ちようじややしき飯盛山いいもりやま地名が残るという(堀之内町史)正保国絵図に「魚ノ沼村」とあり、高六四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android