精選版 日本国語大辞典 「鳩の飼い」の意味・読み・例文・類語 はと【鳩】 の 飼(か)い 口先で人をたぶらかして世渡りをする人。詐欺師やいかさま師などにいう。もと、山伏や占者のような格好をして家々を回り、熊野の新宮・本宮の事を語っては、鳩の飼料と称して金をだまし取ったところからという。[初出の実例]「まねをして吹やそのまま鳩のかい〈正式〉」(出典:俳諧・崑山集(1651)九秋) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例