鳳仙寺(読み)ほうせんじ

日本歴史地名大系 「鳳仙寺」の解説

鳳仙寺
ほうせんじ

[現在地名]桐生市梅田町一丁目

桐生市街の北部、背後は吾妻あづま山に連なる山地、南は沢を隔てて物見山ものみやま丘陵に接する地にある。曹洞宗、桐生山と号する。本尊釈迦如来。鳳凰飛舞仙人遊楽の霊地といわれた。開山は由良氏の菩提寺である金龍きんりゆう(現太田市)の仏広常照と伝える。江戸時代には朱印地一〇石を与えられていた(「寛文朱印留」など)。約二千四〇〇坪の境内に本堂庫裏・鐘楼・山門・経蔵が立並ぶ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android