精選版 日本国語大辞典 「鴛鴦の思い羽」の意味・読み・例文・類語 おし【鴛鴦】 の 思(おも)い羽(ば) ① オシドリの尾の両脇に位置する、翼の風切羽(かざきりば)の一部で、大きな扇形の羽。思いば。銀杏羽(いちょうば)。剣羽(つるぎば)。〔俳諧・滑稽雑談(1713)〕② 雌雄のオシドリが互いに、思い羽を重ね合うこと。また、夫婦の愛情の深いことをいう。[初出の実例]「鴛鴦(ヲシ)のおもひ羽(バ)、鹿の妻ごひ連理の枝」(出典:浮世草子・好色万金丹(1694)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例