鴻宝(読み)こうほう

精選版 日本国語大辞典 「鴻宝」の意味・読み・例文・類語

こう‐ほう【鴻宝】

  1. 〘 名詞 〙 大きな宝。
    1. [初出の実例]「御成敗式目被其篇。〈略〉彼者海内亀鏡、是者関東鴻宝也」(出典吾妻鏡‐貞永元年(1232)八月一〇日)
    2. [その他の文献]〔権徳与‐王公神道碑〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鴻宝」の読み・字形・画数・意味

【鴻宝】こうほう(はう)

大宝道家秘書。〔漢書、劉向伝〕淮南に枕中鴻寶祕書り。書に鬼物ひて金を爲(つく)らしむるの~を言ふ。~生(向)の、~淮南の獄を治(ち)して、其の書を得たり。生~之れを獻じ、金のるべきを言ふ。

字通「鴻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android