精選版 日本国語大辞典 「鴻恩」の意味・読み・例文・類語 こう‐おん【鴻恩・洪恩】 〘 名詞 〙 大きなめぐみ。大恩。[初出の実例]「如特奉二鴻恩一」(出典:律(718)名例)「奉公に忠勤を致せば、官祿に洪恩(コウヲン)あり」(出典:源平盛衰記(14C前)三)[その他の文献]〔呉越春秋‐勾践入臣外伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「鴻恩」の読み・字形・画数・意味 【鴻恩】こうおん 大恩。〔呉越春秋、七、勾践入臣外伝〕蠡(はんれい)~曰く、今罪をて君臣(とも)にる。大王の鴻恩をり、君臣相ひ保つことを得、~入りては除に備はり、出でては趨走に給することを得ば、臣の願ひなりと。~越王地に伏して涕す。字通「鴻」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報