鶏晨(読み)けいしん

精選版 日本国語大辞典 「鶏晨」の意味・読み・例文・類語

けい‐しん【鶏晨】

  1. 〘 名詞 〙 ニワトリの鳴く朝。夜明け。あけがた。早朝鶏旦
    1. [初出の実例]「雞晨(けいシン)屡報、桃都山之雲東明」(出典:詩序集(1133頃)月下多軒騎詩序〈平光俊〉)
    2. [その他の文献]〔柳宗元‐梅雨詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鶏晨」の読み・字形・画数・意味

【鶏晨】けいしん

鶏が朝を告げる。〔書、牧誓〕古人、言へることり。曰く、牝(ひんけい)は晨(あした)すること無し。牝の晨するは、惟(こ)れ家の索(つ)くる(滅びる)なりと。

字通「鶏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android