鶏距(読み)けいきょ

精選版 日本国語大辞典 「鶏距」の意味・読み・例文・類語

けい‐きょ【鶏距】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ニワトリのけづめ。
  3. 穂先の鋭くかたい筆。けいこ
    1. [初出の実例]「令吏部郎中藤実範染鶏距以記上レ事」(出典朝野群載‐一・殿上花見和歌序(1029)〈藤原実範〉)
    2. [その他の文献]〔白居易‐雞距筆賦〕

けい‐こ【鶏距】

  1. 〘 名詞 〙けいきょ(鶏距)色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鶏距」の読み・字形・画数・意味

【鶏距】けいきよ

鶏のけづめ。〔左伝、昭二十五年〕季・鬪ふ。季氏、其のに介す(金(きんぼう)をつける)。氏、之れが金距を爲(つく)る。子怒る。

字通「鶏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android