日本歴史地名大系 「鶴海村」の解説 鶴海村つるみむら 岡山県:備前市鶴海村[現在地名]備前市佐山(さやま)北は海に面し、背後は妙見(みようけん)山(二六六メートル)。浅い入江をつくり、海上に西から唐(とう)島・横(よこ)島・住吉(すみよし)島が浮ぶ。海が浅いため港として発展しなかった。西は佐山村、北は久々井(くぐい)峠で久々井村に通じる。応永一六年(一四〇九)の播磨国矢野庄供僧方年貢算用状(東寺百合文書)に国下用として、石見より備前「つるみ」までの陣役人夫二人催促使の費用二五文がみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by