鶴賀鶴吉(読み)ツルガ ツルキチ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「鶴賀鶴吉」の解説

鶴賀 鶴吉(5代目)
ツルガ ツルキチ


職業
新内節太夫

本名
鈴木 かめ

生年月日
明治18年

経歴
7代目鶴賀新内の妻で、5代目鶴吉襲名。鶴吉は新内節の創始者鶴賀若狭掾の娘および孫娘とその後継者芸名。6代目鶴賀新内の鈴木重次郎、7代目の栄次郎は単に鶴賀本家・家元の代を継いだだけで、鶴吉の芸名は継がなかった。

没年月日
大正9年 11月 (1920年)

家族
夫=鶴賀 新内(7代目)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鶴賀鶴吉」の解説

鶴賀鶴吉(初代) つるが-つるきち

1761-1827 江戸時代中期-後期浄瑠璃(じょうるり)太夫。
宝暦11年生まれ。初代鶴賀若狭掾(わかさのじょう)の長女。新内節。父の没後,鶴賀2代家元を相続する。のち和国,鶴老と改名。文政10年4月26日死去。67歳。江戸出身。名は「こん」。

鶴賀鶴吉(2代) つるが-つるきち

1788-1855 江戸時代後期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。
天明8年生まれ。初代鶴賀鶴吉の娘。初代の没後,鶴賀3代家元を相続する。安政2年3月26日死去。68歳。江戸出身。名は「つぢ」。初名は小鶴。

鶴賀鶴吉(5代) つるが-つるきち

1885-1920 明治-大正時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫。
明治18年生まれ。7代鶴賀新内の妻。大正9年11月1日死去。36歳。本名は鈴木かめ。

鶴賀鶴吉(4代) つるが-つるきち

?-? 江戸後期-明治時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫。
2代鶴賀鶴吉の娘。5代鶴賀新内(3代鶴賀鶴吉)の妹。江戸出身。

鶴賀鶴吉(3代) つるが-つるきち

鶴賀新内(つるが-しんない)(5代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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