最新 地学事典 「鷲尾岳地すべり」の解説
わしおだけじすべり
鷲尾岳地すべり
Washiodake landslide
佐世保市北北西3.5kmの江迎川左岸に位置する,いわゆる北松(ほくしよう)型地すべりの代表例で,流れ盤の岩盤内部に発生した地すべり。規模は上部で幅約250m,下部で約550m,奥行約1,000m, 平均傾斜およそ15°, 滑動地塊(土塊)土量は12.5×106m3に及ぶ。原因は1949年ごろからこの地域の地下約300mと400mの炭層を採掘したことによるとの考えがある。この地すべりによって江迎川の上下流で水害が発生する危険があり,また,JR松浦線がしばしば補修されている。
執筆者:古谷 尊彦
参照項目:北松型地すべり
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

