鷹ノ湯(読み)たかのゆ

改訂新版 世界大百科事典 「鷹ノ湯」の意味・わかりやすい解説

鷹ノ湯[温泉] (たかのゆ)

秋田県南部,湯沢市の旧雄勝(おがち)町にある温泉。雄物川の支流役内(やくない)川に沿って湯ノ岱(ゆのたい)温泉稲住温泉などとともに秋ノ宮温泉郷をつくる。渓谷の中に点在するひなびた温泉の一つで,泉質食塩泉,泉温79℃で,湯量が多いため湯滝や蒸しぶろの設備もある。仙秋サンライン(国道108号線)の開通によって宮城県の鳴子温泉郷と通じ,行楽客が多くなった。奥羽本線横堀駅から約14km,バスで50分。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android