改訂新版 世界大百科事典 「鷹ノ湯」の意味・わかりやすい解説 鷹ノ湯[温泉] (たかのゆ) 秋田県南部,湯沢市の旧雄勝(おがち)町にある温泉。雄物川の支流役内(やくない)川に沿って湯ノ岱(ゆのたい)温泉,稲住温泉などとともに秋ノ宮温泉郷をつくる。渓谷の中に点在するひなびた温泉の一つで,泉質は食塩泉,泉温79℃で,湯量が多いため湯滝や蒸しぶろの設備もある。仙秋サンライン(国道108号線)の開通によって宮城県の鳴子温泉郷と通じ,行楽客が多くなった。奥羽本線横堀駅から約14km,バスで50分。執筆者:谷沢 明 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報