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鳴子温泉郷 なるこおんせんきょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鳴子温泉郷
なるこおんせんきょう

宮城県北西部,江合川上流にある温泉群。大崎市に属し,玉造温泉郷ともいう。古くから東北地方第一級の湯治場として全国的に有名。鳴子温泉東鳴子温泉川渡温泉中山平温泉など JR陸羽東線および国道 47号線 (北羽前街道) に沿う温泉を含む。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鳴子温泉郷
なるこおんせんきょう

宮城県北西部、大崎(おおさき)市の荒雄川に沿う鳴子、東鳴子、川渡(かわたび)、鬼首(おにこうべ)温泉と、大谷(おおや)川沿いの中山平(なかやまだいら)温泉の総称。玉造温泉郷とも。鬼首温泉地区を除いた地域は、かつては鳴子、川渡、田中、赤湯、元車湯、新車湯、河原湯、中山平からなり、玉造(たまつくり)八湯と称した。中心の鳴子温泉は837年(承和4)鳥谷ヶ森(とやがもり)が爆発して熱湯を噴出し「鳴声の湯」と名づけられたのに始まるという。湯元、元車湯、新車湯、多賀湯、河原湯、赤湯、田中湯の7泉源があり、湯量も豊富で別府温泉に次ぐ。泉質は硫黄(いおう)泉、アルカリ性の単純温泉、塩化物泉、二酸化炭素泉など。近代的ホテルから湯治場まで施設も多様である。[境田清隆]
『『鳴子町史』(1974・鳴子町)』

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世界大百科事典内の鳴子温泉郷の言及

【鳴子[町]】より

…近世には最上街道(羽前街道)の尿前(しとまえ)の関(番所)が置かれ,芭蕉が〈蚤虱馬の尿(ばり)する枕もと〉(《おくのほそ道》)の句を残している。豊富な温泉群は鳴子温泉郷と鬼首(おにこうべ)温泉郷に大別され,前者は古くから玉造八湯と呼ばれる鳴子(単純泉,含ボウ硝食塩泉など9種,35~100℃),東鳴子(単純泉,重曹泉,50~80℃),川渡(かわたび)(重曹硫化水素泉,52~60℃),中山平(単純泉,68~100℃)の諸温泉を含み,湯量が多く,効能も多様であり,東鳴子を除いて国民温泉に指定されている。鬼首の雌釜・雄釜間欠泉(特天),酸性度の高いことで著名なカルデラの潟沼,中山平の熱帯植物園,鳴子峡など観光資源に富んでおり,アーチ式の鳴子ダムもある。…

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