鹿島古墳群(読み)かしまこふんぐん

日本歴史地名大系 「鹿島古墳群」の解説

鹿島古墳群
かしまこふんぐん

[現在地名]川本町本田 台・鹿島・平方

荒川南岸の段丘上、同川に沿って東西二キロにわたって一〇〇基以上の円墳で形成されていたが、現在は荒川沿いに五六基が残る。県指定史跡。昭和四五年(一九七〇)、四六年に二七基の古墳が発掘調査され、古墳は径一一―三〇メートルの円墳である。古墳群は分布状況によりだい支群・鹿島支群・平方ひらかた支群に分けられ、これら三支群の古墳の主体部は河原石と緑泥片岩を用いた胴張りのある横穴式石室である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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