日本歴史地名大系 「鹿持川村」の解説 鹿持川村かもちがわむら 高知県：幡多郡大方町鹿持川村[現在地名]大方町加持川（かもちがわ）大井川（おおいがわ）村の東、吹上（ふきあげ）川の支流加持川の上流、東西二つの谷川の合流するところにある村で、入野（いりの）郷の一村。「土佐州郡志」は「加持川村」と記し「入野本村之北奥谷、東西二町余南北二十町許、戸凡四十余、其地沙石」と記す。東の谷を加持川谷、西を大井川谷といい、北に仏（ほとけ）ヶ森（もり）に続く大枝折（おおえだおれ）山を負う。近代以降村名は加持川の表記に固定。天正一七年（一五八九）の入野郷地検帳に「鹿持川」「鹿持川之村」とみえ、検地面積二一町五反余、屋敷数二三、うち居屋敷一一。すべて観音寺新左衛門分である。江戸時代の本田高二一九石余（元禄郷帳）。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
