麝煤(読み)じゃばい

精選版 日本国語大辞典 「麝煤」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐ばい【麝煤】

  1. 〘 名詞 〙 ( 麝香(じゃこう)のにおいのする煤煙(ばいえん)で製したものの意 ) 麝香のにおいのする墨(すみ)。また、墨の異称
    1. [初出の実例]「鏤管以揮之、麝煤以研之、金貘以滴之、呼為文房至宝焉」(出典空華集(1359‐68頃)一八・源府君所蔵銅雀研記)
    2. [その他の文献]〔韓偓‐横塘詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む