麝煤(読み)じゃばい

精選版 日本国語大辞典 「麝煤」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐ばい【麝煤】

  1. 〘 名詞 〙 ( 麝香(じゃこう)のにおいのする煤煙(ばいえん)で製したものの意 ) 麝香のにおいのする墨(すみ)。また、墨の異称
    1. [初出の実例]「鏤管以揮之、麝煤以研之、金貘以滴之、呼為文房至宝焉」(出典空華集(1359‐68頃)一八・源府君所蔵銅雀研記)
    2. [その他の文献]〔韓偓‐横塘詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む