黄勘文(読み)きかんもん

精選版 日本国語大辞典 「黄勘文」の意味・読み・例文・類語

き‐かんもん【黄勘文】

  1. 〘 名詞 〙 勘文(かんもん)一種国司太政官に提出した耕作不能の公田(不堪佃田(ふかんでんでん))の坪数を記した文書黄紙を用いるところからいう。
    1. [初出の実例]「覧黄勘文間頗有不得心事」(出典中右記‐嘉保二年(1095)一〇月一一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む