黄勘文(読み)きかんもん

精選版 日本国語大辞典 「黄勘文」の意味・読み・例文・類語

き‐かんもん【黄勘文】

  1. 〘 名詞 〙 勘文(かんもん)一種国司太政官に提出した耕作不能の公田(不堪佃田(ふかんでんでん))の坪数を記した文書黄紙を用いるところからいう。
    1. [初出の実例]「覧黄勘文間頗有不得心事」(出典中右記‐嘉保二年(1095)一〇月一一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む