黄錫銀鉱(読み)おうしゃくぎんこう

最新 地学事典 「黄錫銀鉱」の解説

おうしゃくぎんこう
黄錫銀鉱

hocartite

化学組成Ag2FeSnS4の鉱物。ルソン銅鉱-黄錫鉱系列の鉱物。ピルキタス鉱と固溶体をつくる。正方晶系,空間群,格子定数a0.574nm,c1.096, 単位格子中2分子含む。1mm以下の微粒のため,色は未記載,金属光沢,反射光で褐灰色,劈開なし,硬度3.5~4,比重4.77(計算値)。多金属鉱脈鉱床,スカルン鉱床から閃亜鉛鉱・ウルツ鉱・黄錫鉱・シデライト・蛍石とともに産出。北海道豊羽鉱山,岐阜県神岡鉱山から報告がある。フランスのR.Hocartにちなみ命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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