最新 地学事典 「黄長岩」の解説
おうちょうがん
黄長岩
melilitite
黄長石(メリライト)を含む完晶質斑状の火山岩。メリリタイトとも。斑晶はかんらん石・普通輝石・メリライト。石基はかんらん石・メリライト・普通輝石・磁鉄鉱・ペロブスカイト・りん灰石。かんらん石に富むものはかんらん石黄長岩(olivine melilitite)。メリライトの代りにかすみ石が含まれるとかすみ岩と呼ぶ。メリライトとかすみ石の量比により,中間型のかすみ石黄長岩(nepheline melilitite)および黄長石かすみ岩(melilite nephelinite)も存在。ドイツのAlb地方,南アフリカのCape Colonyなどに産出。G.T.Prior(1902)命名。
執筆者:大沼 晃助
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

