黄鶏(読み)カシワ

デジタル大辞泉 「黄鶏」の意味・読み・例文・類語

かしわ〔かしは〕【黄鶏】

羽色茶褐色の鶏。また、その肉。転じて、鶏の肉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「黄鶏」の意味・読み・例文・類語

かしわ かしは【黄鶏】

〘名〙
① (柏の葉の色に似ているのでいう) 羽毛が茶褐色の鶏。和鶏。また、その肉。特に雌鶏の肉を美味としたが、天保一八三〇‐四四)以降は鶏肉総称となった。かしわどり。
※俳諧・毛吹草(1638)六「散しくや庭に柏(カシハ)のめん鳥ば〈宗朋〉」
② 錠、捕縄手錠などをいう、盗人仲間の隠語
※大新板附会三才図会(1830‐44頃)二「錠まへの かしは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「黄鶏」の読み・字形・画数・意味

【黄鶏】こうけい

かしわ。

字通「黄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android