黒主山(読み)くろぬしやま

精選版 日本国語大辞典 「黒主山」の意味・読み・例文・類語

くろぬし‐やま【黒主山】

  1. 〘 名詞 〙 京都祇園会(ぎおんえ)に、中京区室町通三条下ル烏帽子屋町から出す山車(だし)。これに桜を仰ぎ見る老人人形を飾る。古今集の序、または謡曲志賀」にちなんで、「樵夫(きこり)」とも「大伴黒主」ともいい、一説に「西行桜」ともいう。西行桜山。〔俳諧・をだまき(元祿四年本)(1691)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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