黒住宗信(読み)くろずみ むねのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒住宗信」の解説

黒住宗信 くろずみ-むねのぶ

1822-1856 江戸時代後期の宗教家
文政5年6月21日生まれ。黒住宗忠長男天保(てんぽう)12年父の跡をついで黒住教第2代となり,教団の発展につとめた。安政3年9月5日死去。35歳。備前(岡山県)出身通称は誠弥。

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367日誕生日大事典 「黒住宗信」の解説

黒住宗信 (くろずみむねのぶ)

生年月日:1822年6月21日
江戸時代末期の黒住教第2世の祖
1856年没

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世界大百科事典(旧版)内の黒住宗信の言及

【黒住教】より

…会席による布教は,出席者が身分にかかわりなく先着順に着席したように,人間はすべて天照大神の子として平等であるという民衆宗教たる性格をあらわしたもので,教勢発展に大きな役割をはたした。1841年(天保12)に宗忠の長男黒住宗信が跡目をついだころより教勢は伸び,岡山藩士をはじめ備前・備中・美作各国の地主・自作農・有力町人層に信者が拡大,弘化年間に教団組織を確立した。門人赤木忠春は京都で祈禱をつうじて日本の祖神たる天照大神の信仰を説いた。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」