黒田直邦(読み)くろだ なおくに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒田直邦」の解説

黒田直邦 くろだ-なおくに

1667*-1735 江戸時代中期の大名
寛文6年12月27日生まれ。外祖父の上野(こうずけ)(群馬県)館林(たてばやし)藩家老黒田用綱(もちつな)にそだてられ,元禄(げんろく)16年常陸(ひたち)(茨城県)下館(しもだて)藩主享保(きょうほう)17年上野沼田藩主黒田家初代。3万石。奏者番兼寺社奉行,西丸老中をつとめた。学問をこのみ,荻生徂徠(おぎゅう-そらい)らと交遊があった。享保20年3月26日死去。70歳。本姓中山。初名は直重。号は琴鶴,瓊山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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