黒石よされ(読み)くろいしよされ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黒石よされ」の意味・わかりやすい解説

黒石よされ
くろいしよされ

青森県黒石市で毎年 8月15,16日に行なわれる盆踊。徳島県徳島市阿波踊,岐阜県郡上市郡上踊と並ぶ日本三大流し踊りの一つと称され,両日夜に市内の通りで行なわれる 3000人もの踊り手による流し踊りで知られる。江戸時代の天明年間(1781~88)頃に,黒石藩家老,境形右衛門(さかいぎょうえもん)が城下振興のために盆踊を盛大に行なうようにしたのが始まりといわれ,幕末には太鼓三味線を奏でながら多数の人々が踊っていたことが記録されている。「よされ」という名称には,豊作のときには,働くことを「よ」して踊りな「され」,凶作のときには,こうした「世」は早く「去れ」という意味が込められているともいわれる。踊りは御幸公園を主会場とする黒石市中心部を一周する経路で行なわれる。近隣から集まった踊り組が,通りを流す流し踊りと円を描いて踊る廻り踊り,津軽民謡の手踊りを一糸乱れず踊る組み踊りなどを披露して,黒石よされ大賞を始めとする賞を目指して競い合う。また,個人の自由参加も許されている。

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