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黒金座主 くろがねざしゅ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

黒金座主 くろがねざしゅ

くるかにじゃーしー

黒金座主 くるかにじゃーしー

琉球の伝説上の僧。
尚敬王(在位1713-51)のころ,女性を妖術(ようじゅつ)によってたぶらかしたため,王弟の北谷(ちゃたん)王子に耳をきりおとされ,殺される。その後,王子の家に耳なしの亡霊が出,男子が生まれると早死にするため,「大女子(うふいなぐ)が生まれた」ととなえて祟(たた)りをさけたという。子守歌「耳切り坊主」にうたわれる。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

黒金座主

近世琉球の伝説上の悪僧。ミミチリボージ(耳切り坊主)の異名を持つ。妖術を用いて女をたぶらかすなどの不義を働いたので,時の王,尚敬が弟の北谷王子に退治を命じた。王子は彼を囲碁に誘い,その隙に耳を切り落とした。その後,王子の家に座主の亡霊が出るようになり,男子が生まれると早死にした。これを避けるため男子が生まれた際には,「ウフイナグ(大女子)」が生まれたと唱えるようになり,この風習が首里中に広まったという。

(高良倉吉)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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