デジタル大辞泉 「鼓腹」の意味・読み・例文・類語 こ‐ふく【鼓腹】 [名](スル)はらつづみを打つこと。世の中がよく治まり十分に食べることができて、何の不平不満もないこと。「―して太平を楽しめり」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鼓腹」の意味・読み・例文・類語 こ‐ふく【鼓腹】 〘 名詞 〙 腹鼓(はらつづみ)をうつこと。世の中がよく治まり、食が足りて安楽な様子。→鼓腹撃壌。[初出の実例]「僧俗合慶、鼓腹謳歌底時節」(出典:宝覚真空禅師録(1346)乾・信州諏方白華山慈雲禅寺語録)[その他の文献]〔荘子‐馬蹄〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「鼓腹」の読み・字形・画数・意味 【鼓腹】こふく 腹鼓をうつ。〔荘子、馬〕夫(そ)れ赫胥(かくしよ)氏の時、民、居りて爲すを知らず。行くに之(ゆ)くを知らず、哺(ほ)を含みて煕(たの)しみ、腹を鼓してぶ。民の能は此(ここ)に以(をは)る。字通「鼓」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報