鼕鼕(読み)トウトウ

デジタル大辞泉 「鼕鼕」の意味・読み・例文・類語

とう‐とう〔トウトウ|タウタフ〕【××鼕/××鞳】

[ト・タル][文][形動タリ]
つづみ太鼓の鳴り響くさま。
「間もなく太鼓が―と打ち鳴らされた」〈島木健作生活の探求
水や波の音の響くさま。
荒磯に砕る響き、―たり」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鼕鼕」の読み・字形・画数・意味

【鼕鼕】とうとう

鼓の音。〔大唐新語釐革制、京金吾、曉暝に傳呼して、以て行く戒む。馬、封を獻じ、始めて六街鼓を置く。俗に鼕鼕と號す。とす。

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