龍吟寺(読み)りゆうぎんじ

日本歴史地名大系 「龍吟寺」の解説

龍吟寺
りゆうぎんじ

[現在地名]相川町二見

県道二見―相川線山手の二見ふたみ小学校脇にある。新義真言宗、中宮山と号し、本尊聖観音。もと沢根さわね(現佐和田町)の曼陀羅寺末。

「佐渡国寺社境内案内帳」では、天正三年(一五七五)空円の中興と伝える。寺伝では元禄期(一六八八―一七〇四)に山の上の香蓮こうれん坊が移転して現在の寺名になったといい、もとの地(通称のさん)に三反余の耕地と四町余の山をもっていたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む