日本歴史地名大系 「龍広寺」の解説 龍広寺りゆうこうじ 群馬県:高崎市高崎城下明石町龍広寺[現在地名]高崎市若松町旧高崎城遠堀西側、光明(こうみよう)寺の南にある。曹洞宗、高崎山と号し本尊は釈迦如来。天正一八年(一五九〇)井伊直政は箕輪(みのわ)(現群馬郡箕郷町)に封ぜられて東明屋(ひがしあきや)(現同上)に龍門(りゆうもん)寺を建立、下野富田の大中(だいちゆう)寺白庵を開山とした。井伊氏は慶長三年(一五九八)和田(わだ)に居所を移したので、白庵を請じて龍広寺を建立した。旧地名の和田を白庵和尚に問うて高崎と改め、当寺を高崎山と号したという(高崎志)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by