日本歴史地名大系 「龍皐院」の解説 龍皐院りゆうこういん 新潟県:村上市村上城下羽黒町龍皐院[現在地名]村上市羽黒町臥牛(がぎゆう)山から西へ延びる丘陵、山居(さんきよ)山の北麓にある。飯野山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。文安二年(一四四五)に耕雲(こううん)寺五世徳嶽宗欽の山居庵として開かれ、九皐(きゆうこう)庵と称した。以後四十数年を経て、上三光(かみさんこう)村(現新発田市)の宝積(ほうしやく)寺三世湖山文愛が再興し、寺名を龍皐院、寺号を飯野山と改めたという(宝永二年「寺社旧例記」北方文化博物館蔵)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報