旺文社日本史事典 三訂版 「蓮如」の解説
蓮如
れんにょ
室町時代の僧。浄土真宗中興の祖
本願寺8代法主。諱 (いみな) は兼寿。1471年,越前(福井県)吉崎に進出し北陸門徒の組織化に成功,のち京都山科に移り講・組を強化し,御文章(御文 (おふみ) )という平易な文章伝道により,積極的に布教を行う。'96年大坂に石山本願寺を創建し,頻発する一向一揆を抑止するため「王法為本 (おうぼういほん) 」を説き,本願寺教団の飛躍的発展をもたらした。
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