デジタル大辞泉
「するり」の意味・読み・例文・類語
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するり
※
源平盛衰記(14C前)
一四「足軽二三百人法勝寺の北ざまより、三条河原祇園の辺まです
るりと遣して
在家に火を放ちなば」
※薤露行(1905)〈
夏目漱石〉一「やがてするりと踵を回らして」
② 動き方がすべるようになめらかなさまを表わす語。
※
平治(1220頃か)中「此の太刀まくらのうへに立たりけるが、みづからするりと抜けて」
※はやり唄(1902)〈
小杉天外〉四「するりと
夜具の中を脱出た」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報