オックスフォード・ブルックス大学(読み)オックスフォード・ブルックスだいがく

大学事典 の解説

オックスフォード・ブルックス大学[イギリス]
オックスフォード・ブルックスだいがく

オックスフォード市街から1.6kmほど離れたヘディントンをメインに四つのキャンパスを有する。1865年にオックスフォード芸術学校(イギリス)として始まり,70年に科学学校が加わり,1956年にはオックスフォード技術カレッジ(イギリス)に名称を変更。1970年にはオックスフォード・ポリテクニク(イギリス)となった。大学昇格に功績のあったジョン・H. ブルックス,J.H.の名をとり,1992年にオックスフォード・ブルックス大学と命名された。学部生が1万4165人(うち定時制2465人)大学院生が4265人(うち定時制2425人)で,旧ポリテクニク時代を表すように労働者層からの進学者や成人学生が多く,それぞれ41.7%と33.6%を占める(2011/12年度)。旧大学と比較し,研究で遅れをとっていた新大学(イギリス)であるが,産学連携に力を入れ,イギリスの大学ランキングでは新大学の中で常に1位か2位,2014年には全大学中45位になった。
著者: 秦由美子

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android