下宇野令村(読み)しもうのりようむら

日本歴史地名大系 「下宇野令村」の解説

下宇野令村
しもうのりようむら

[現在地名]山口市泉都せんと町・熊野くまの町・荻町おぎまち元町もとまち神田かんだ町・朝倉あさくら町・湯田温泉ゆだおんせん一丁目・同三―五丁目・楠木くすのき町・赤妻あかづま町・錦町にしきまち旭通あさひどおり二丁目の各全域、および三和さんわ町・松美まつみ町・中園なかぞの町・みどり町・富田原とみたばら町・前町まえまち下市しもいち町・今井いまい町・湯田温泉二丁目・同六丁目・いずみ町・あおい一―二丁目・中央ちゆうおう四―五丁目・本町ほんまち二丁目・旭通り一丁目・黄金町こがねまち鰐石わにいし町の各一部

現山口市街の南から西をとりまく地域で、北は上宇野令かみうのりよう中尾なかお、西は吉敷よしき、南は矢原やばら平井ひらいの各村と接し、東は山口町。慶長五年(一六〇〇)検地帳をはじめ、江戸中期の「地下上申」などまでは朝倉村湯田村二村で記載されるが、「注進案」で下宇野令となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android