中村 明人(読み)ナカムラ アケト

20世紀日本人名事典 「中村 明人」の解説

中村 明人
ナカムラ アケト

大正・昭和期の陸軍中将



生年
明治22(1889)年4月11日

没年
昭和41(1966)年9月12日

出生地
愛知県

学歴〔年〕
陸士〔明治43年〕卒,陸大〔大正11年〕卒

経歴
歩兵第6連隊付、大正11年歩兵第6連隊中隊長、13年教育総監部課員、14〜昭和3年ドイツ駐在。以後陸大教官、陸軍省人事局恩賞課長、関東軍兵事部長、第3軍参謀長などを経て、13年軍務局長、兵務局長、14年中将。15年第5師団長となり、北部仏印進駐で越境問題を起こした。16年憲兵司令官、18年タイ駐屯第38軍司令官、20年第18方面軍司令官で終戦回想録ほとけの司令官」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村 明人」の解説

中村明人 なかむら-あけと

1889-1966 大正-昭和時代前期の軍人
明治22年4月11日生まれ。母校陸軍大学校の教官,陸軍省軍務局長,兵務局長などを歴任。昭和14年陸軍中将。15年第五師団長となり,北部仏印進駐では独断越境問題をおこした。のちタイ国駐屯軍司令官,第十八方面軍司令官。昭和41年9月12日死去。77歳。愛知県出身。著作に「ほとけの司令官」。

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367日誕生日大事典 「中村 明人」の解説

中村 明人 (なかむら あけと)

生年月日:1889年4月11日
大正時代;昭和時代の陸軍軍人。中将
1966年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報