今泉街道(読み)いまいずみかいどう

日本歴史地名大系 「今泉街道」の解説

今泉街道
いまいずみかいどう

一関城下北方山目やまのめ宿より東進、磐井いわい中里なかざと作瀬さくのせ舞草もうくさ相川あいかわ(以上現一関市)を経て松川まつかわ長坂ながさか(現東磐井郡東山町)摺沢するさわ大原おおはら(現同郡大東町)の四宿駅を通り、笹ノ田ささのだ(現同上)を越えたのち気仙けせん郡に入り矢作やはぎから今泉宿に至る。気仙街道ともいう。道筋正保国絵図などによれば山目から北上川の舟着場(現一関市)高卜たかぼく(現同上)かみの橋(現東山町)間は県道一関―大東だいとう線とほぼ一致しているものの、そのほかは県道や国道三四三号とはやや異なっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android