佐竹 徳(読み)サタケ トク

20世紀日本人名事典 「佐竹 徳」の解説

佐竹 徳
サタケ トク

大正〜平成期の洋画家 日展顧問。



生年
明治30(1897)年11月11日

没年
平成10(1998)年2月3日

出生地
大阪府大阪市

本名
佐竹 徳次郎

学歴〔年〕
川端画学校

主な受賞名〔年〕
日展内閣総理大臣賞〔昭和42年〕,日本芸術院賞〔昭和43年〕「オリーブと海」,中村彝賞(第1回)〔平成1年〕

経歴
大正6年文展初入選、8年第1回帝展入選。4度日展特選となり、以後永久無監査。昭和34年から岡山県牛窓町にアトリエを構え、風景画を描き続けた。44年から4年間日展理事を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐竹 徳」の解説

佐竹徳 さたけ-とく

1897-1998 大正-平成時代の洋画家。
明治30年11月11日生まれ。関西美術院,川端画学校で藤島武二らにまなぶ。昭和4,5年の帝展で「ダリヤ」「巌」が連続特選。15年創元会創立会員。21年日展で「竹園」が特選。43年「オリーブと海」で芸術院賞。平成元年第1回中村彝(つね)賞。芸術院会員。平成10年2月3日死去。100歳。大阪出身。本名は徳次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android