別府 丑太郎(読み)ベフ ウシタロウ

20世紀日本人名事典 「別府 丑太郎」の解説

別府 丑太郎
ベフ ウシタロウ

明治〜昭和期の官僚 鉄道省経理局長。



生年
明治5年8月4日(1872年)

没年
昭和9(1934)年1月12日

出生地
高知県土佐郡宇治村(現・伊野町)

学歴〔年〕
高知県尋常中学校〔明治22年〕卒

主な受賞名〔年〕
コマンドール・クーロンヌ勲章〔大正14年〕

経歴
高知地方裁判所の書記を経て、明治29年農商務省特許局に入り、同庶務課長や審査官を務める。40年日本大博覧会事務官。また43年の日英博覧会の際にも文書課長として運営に携わった。大正3年鉄道院に移り、以後は鉄道院参事・同調査課長・同理事などを歴任。大正9年鉄道省への改変に伴い、経理局長となった。14年コマンドール・クーロンヌ勲章を受章民間の鉄道会社や各種団体の委員・役員も務め、昭和6年西武鉄道社長に就任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「別府 丑太郎」の解説

別府丑太郎 べふ-うしたろう

1869-1934 明治-昭和時代前期の官僚。
明治2年生まれ。特許局審査官,鉱山監督局事務官兼農商務書記官,鉄道省経理局長などをつとめる。昭和6年西武鉄道社長となった。昭和9年1月11日死去。66歳。土佐(高知県)出身

別府丑太郎 べっぷ-うしたろう

べふ-うしたろう

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例