剃度(読み)テイド

デジタル大辞泉 「剃度」の意味・読み・例文・類語

てい‐ど【×剃度】

剃髪ていはつして僧や尼になること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「剃度」の意味・読み・例文・類語

てい‐ど【剃度】

  1. 〘 名詞 〙 髪をそって僧・尼となること。剃髪得度
    1. [初出の実例]「昨日一位の貴官敝寺に到り、一僧を剃度(テイド)せんとす」(出典:通俗酔菩提全伝(1759)一)
    2. [その他の文献]〔李華‐杭州龍泉寺故大律師碑〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「剃度」の読み・字形・画数・意味

【剃度】ていど

剃髪して出家する。〔旧唐書、高祖紀〕(武徳九年)惰の人、(いやし)くも徭役(えうえき)をけんとして、(みだ)りに剃度を爲し、號を出家に託す。

字通「剃」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android